米国DHラボの正規輸入代理店「けーぶる舎」は、これまでDHラボ以外にも欧米の優れたケーブルメーカーからオーディオケーブル製品を輸入し販売してきました。今回はその中からいくつかの逸品をピックアップして特価コーナーにUPさせていただきました。主としてハイエンド製品のラインアップですが、デッドストックのため大幅値下げしてご提供させていただきますので、ぜひこの機会を活かしてください。状態はすべて未使用新品でたいへん綺麗です。もちろん元箱入りでお届けします。 (1)製品の概要コネクターにおいて世界のハイエンドケーブルメーカーを席巻したETI社。「Qシリーズ(Quiessence)」は、その創始者Keith Eichmann氏の25年以上の研究開発の成果です。製品最大の特徴は、「グラウンドナル調整回路(GnC)※」という革新的な発想によりグラウンドの導体に及ぼす影響を防ぎ、キャパシタンス及びインダクタンスを激減させてノイズを強力に排除していることです。※ GnC回路についての詳細は非公開となっていますが、どうやらCold側導体の一部をHotに流用させ、導電性を強化する構造を持つようです。これらの機能はブラックボックスの付加によらず、あくまでもケーブル本体内部においてグラウンド側のユニークな配線パターンによるネットワークによって実現されているため、高級シリーズにありがちの大げさな外観や硬質のコンダクターを持たず、たいへん美しくしなやかなボディで理想的な取り回しの良さをも実現しています。またいうまでもなく、ケーブルの素材にもハイエンドモデルらしい拘りを見せています。オーストラリア北西クイーンズランド産の純良な銅を用いたOFHC(高伝導率無酸素銅)導体を投入し、HotにCuTe(テルル銅)合金、Coldに99.99%の純銀を配置した、新しいBullet Plugは、このシリーズのために開発されており、とてつもない導電率が計測されているとのこと。端々に至るまで、さすがに「コネクターのETI」ならではの拘りが見てとれます。「Q-100」から始まるこのシリーズにあって、「Q-1000」は、ハイエンドグループに位置しており、Keith Eichmann氏本人からのメッセージレター(「A message from the designer」)が添えられています。 (2)音質音質について触れてみましょう。一聴してわかることは、たいへんスムーズで滑らかな音調を持っていることです。ハイエンドシリーズらしく、艶のある甘いトーンを持ち、都会的な洗練を感じさせる心地よい美音を聴かせます。また「Quiessence(Quiescence)」のネーミングには偽りがなく、たいへん静かな背景を実現しています。音楽信号に纏わり付く付帯音を排除したことによる直接音のくっきりとした明瞭さ、定位の確かさなど、「グラウンドナル調整回路(GnC)」の音質上の成果は明確です。更に、低域から高域までのエネルギーバランスが均等でどこにも不自然な誇張や強調感がなく、たいへん信頼性の高い音調を持っていて、さすがに高額製品らしい安心感をリスナーに提供します。特にバラード系の女性ヴォーカルなどに大きな魅力が感じられます。ETIの「Q-1000」は、不快な雑味を一切聴かせないので、通常より大きめのレベルでリスニングを楽しみたくなるケーブルです。仮にそうしても、リスニングルームをゆったりとした贅沢な音楽で満たし、この上ないくつろぎのひとときを提供してくれることでしょう。(「6Moons」Recommend、「HIGH Fidelity」Recommend、「AUDIO INT’L」Recommend、「ULTRA HIGH-END」Recommend)■高伝導無酸素銅(OFHC)導体、グラウンドナル調整回路(「GnC」)、純金(24k)プレートQuiessence Hybrid Bullet Plug採用、無鉛高純度銀ハンダ使用、ETI工場内エージングマシンにてエージング済 ※画像では、ケーブルアウターに光が反射していますが、実際は深いブラックです。